今回は、前回の整線作業からﾀｺ足配線についてまとめます。
・ﾀｺ足配線とは？
一般的にはﾀｺ足配線とよく言われますが、壁のｺﾝｾﾝﾄ数が足らず差し口を 増やす為に
4口・6口等の延長ｺｰﾄﾞを用いて差し口を増やす事を言われます。
・ﾀｺ足配線は危険？
しっかりとした知識があれば危険ではありません 。
では、何が世間で言われる危険なﾀｺ足配線なのか・・・
これには大きく2つの要素があります。
・危険要素1
「接触不良」足配線を行うに当たって、様々な電源分岐する方法がありますが、
その状況に適した部材の選択が必要です。
壁のｺﾝｾﾝﾄから6口等のﾀｯﾌﾟを使い6個の機器を接続するのは間違いではありません｡
他に、壁のｺﾝｾﾝﾄに直に差す三又の分岐ｿｹｯﾄを使い3つの機器を接続するのも間違いではありません。
しかし、そこに差す機器の差し口がしっかりと刺さっている事が重要なのです。
機器のｺｰﾄﾞに足を引掛けて抜けかかるとか、ACｱﾀﾞﾌﾟﾀｰﾀｲﾌﾟの差し口で時間が経った
時に、重みで下がってきて抜けかかる事、電気はｷｯﾁﾘと繋がっていると安全ですが、抜け
かかって隙間が出来ると埃が溜まり、これに僅かな電気が流れて小さなｼｮｰﾄを起し、
これを繰り返して大きな熱を発生させて着火に繋がります。
また、単に抜けかかる事によりｺﾝｾﾝﾄの接触不良によっても小さなｽﾊﾟｰｸが連続して 起
こり着火に繋がります。
・危険要素2
電気容量を気にせず使用する事により、ｺｰﾄﾞ接続部に大きな電流が流れ、そこに熱を
持ち発火 。
前要素に比べると少ないですが、電気機器にはｗの表示が必ずあります。
例えば、機器に1200ｗと記載があれば、一般的にﾀｯﾌﾟ等には「1200ｗまで」や 「1500
ｗまで」といった記載があります。
機器に1200ｗと記載があれば、「1200ｗまで」と記載されたﾀｯﾌﾟには口が余ってい て
も、それ以上は差す事は出来ません。
これを無視して接続しすぎるとｺｰﾄﾞに熱を 持ち、最悪出火する事になります。
※まとめ
上記の事から、適した容量を守り接続不良の起こらない整頓された状況で行われる ﾀｺ
足配線は問題ありません。
皆様、是非整理整頓・安全第一で行いましょう！
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